つらい手足のしびれにお悩みの方へ
日常生活の中で、気づけば手足がしびれていた経験は
ありませんか。
デスクワーク中や歩いているとき、朝起きたときなど、
いつの間にかしびれを感じていた方も多いはずです。
一時的にしびれることもありますが、なかなか引かない
場合も少なくありません。
なかには病気が関係しているケースもあり、適切な対処をしないと重大な症状に移行するかもしれません。
症状が悪化する前に、セルフケアを行いましょう。
こちらでは、手足のしびれの症状や原因、対処法、予防法を解説します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- パソコン作業中に手がしびれる
- 手の感覚が鈍くてものをよく落とす
- 急に手先が不器用になった
- 少し歩くと足がしびれてくる
- 正座をした後の様なピリピリ感が消えない
- おしりから太ももにかけてしびれを感じる
手足のしびれとは?
手足のしびれの症状と原因について
手足のしびれとは?
●手足のしびれとは
手足のしびれは、触覚や痛覚、温度感などを司る知覚神経で障害が起きている状態です。
しびれは、感覚異常と運動麻痺の2つの症状があり、ピリピリする、チクチクする、皮ふを触っても感覚が鈍い、力が入らないなどの症状が現れます。
●手足のしびれのタイプ
・中枢系のしびれ
中枢神経とは、脳や脊髄のことです。
全身から集まる情報を処理し、末梢神経に指令を伝える重要な神経系です。
中枢神経が関係するしびれは、重大な病気が関わっているケースもあります。
・末梢系のしびれ
末梢神経は、全身に網目のように分布している神経系です。
末梢神経が傷ついたり圧迫されたりすると、その神経が支配している領域にしびれが現れます。
手足のしびれの症状と原因について
●手足のしびれの原因
・身体のゆがみや姿勢の悪さ
身体のゆがみや猫背・ストレートネックといった姿勢の悪さによって神経が圧迫されてしびれることがあります。
・筋力の低下や筋疲労
しびれは、筋肉が原因となる場合があります。
たとえば、首や肩の筋力が低下したり、筋疲労が蓄積されたりしていると、首まわりの動きが悪くなり、感覚異常が生じることがあります。
・加齢
歳を重ねると血管や神経が細くなり、血行不良によるしびれが生じることがあります。
また、加齢にともなう組織の変性で神経が圧迫されるケースも珍しくありません。
・血流の悪化
しびれは血流の悪化で生じることで知られています。
たとえば、正座した後に足がしびれるのは、足が圧迫されて血流が悪くなっているためです。
したがって、運動不足や冷えなどで血流が悪い状態が続いていると、しびれやすくなります。
・ホルモンバランスの乱れ
手足のしびれは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少が関係していることもあります。
とくに、更年期を迎えると閉経にともなってエストロゲンが減ります。
すると、自律神経の乱れや筋肉量、骨量の減少などの変化が起こり、手足のしびれを感じることがあります。
・ストレスや過労
手足のしびれの中には、自律神経や心因性が原因となるものもあります。
ストレスや過労で自律神経のバランスが崩れると、筋肉の緊張や血行不良が起こり、しびれが生じやすくなります。
●手足のしびれの症状
手足のしびれの代表的な症状は、
・指をまっすぐに伸ばせない
・力が入らない
・感覚が鈍くなる
・正座した後のようなピリピリ感が続く
などです。
類似症状のある隠れた病気について
●手足のしびれと関係がある病気
・脳血管障害
脳の血管が詰まったり破れたりすると、手足がしびれることがあります。
・脳腫瘍
頭蓋骨の内部に腫瘍ができると、身体の片側にまひやしびれが起こることがあります。
・ビタミン欠乏
ビタミンB群は、神経のはたらきを維持するために欠かせない栄養素です。
不足すると手足のしびれや筋力低下、歩行障害などをともなうことがあります。
・頚椎/腰椎椎間板ヘルニア
骨の骨の間にある椎間板が飛び出し、脊髄を圧迫している状態です。
症状が進行すると、手足がしびれて動きが悪くなることがあります。
・脊柱管狭窄症
椎間板や骨が変性し、神経の通り道である脊柱管が狭くなっている状態です。
手足のしびれや痛み、まひなどが起きたりします。
・変形性脊椎症
椎間板の変性によって骨が突出し、神経が脊髄が圧迫される病気です。
響くような激痛やしびれを感じることがあります。
●手のしびれと関係のある病気
・胸郭出口症候群
首から胸の間にある狭い空間「胸郭出口」で、神経や血管の圧迫が生じている状態です。
手がしびれたり、力が入りにくくなったりします。
・頚椎後縦靱帯骨化症
頚椎後縦靱帯骨化症とは、背骨の中を縦に走り抜ける後縦靱帯が硬化する難病です。
初期症状のひとつとして、指先に痛みやしびれを伴うことがあります。
●足のしびれと関係のある病気
・坐骨神経痛
坐骨神経は、おしりから足先に向かう末梢神経です。
この坐骨神経が圧迫されると、下半身に「ピリピリ」「チクチク」「ジンジン」するような痛みが出現することがあります。
・糖尿病性神経障害
糖尿病によって引き起こされる神経障害の一種です。
おもに足の先から症状が現れることが多く、足の裏がジンジンしたり、砂利を踏んでいるような不快感が生じたりします。
手足のしびれのおもな施術法と
代表的な施術期間・施術過程について
手足のしびれのおもな施術
●指圧・ストレッチ
手足のしびれは、筋肉の緊張が関わっているケースもあります。
当院では、しびれと関連する筋肉の状態を確認し、指圧・ストレッチでほぐします。
●姿勢矯正
しびれは、ストレートネックや猫背、骨盤のゆがみなどが影響している可能性があります。
トムソンベットや手技による姿勢矯正で正しい身体の使い方を学び、しびれが起こりにくい状態を目指しましょう。
●電気療法
・干渉波
干渉波は、異なる周波数の電流によって深部にアプローチする施術です。
痛みや筋緊張の強い部分に電気刺激を加えると、筋肉が収縮・弛緩を繰り返してポンプのように動くため、周辺の血流が改善されてしびれが和らぎやすくなります。
・EMS
EMSは、電気刺激によって筋肉を動かす施術です。
筋力が低下している部分にEMSを活用し、しびれの悪循環の解決を図ります。
手足のしびれの代表的な
施術期間・施術過程
当院の施術では、緩和→改善・根本的対処の2段階の目標を設定しています。
しびれが落ち着いてからも、継続的な施術をおすすめしています。
なぜなら、しびれは普段のライフスタイルの影響を強く受けるためです。
定期的にメンテナンスに通い、身体の状態を良好に保ちましょう。
●〜3か月
はじめの3か月間は、しびれの緩和に注力する期間です。
週に1〜2回ほどの頻度でご来院ください。
●〜半年
次は、しびれの改善・根本的対処を目指します。
週1回ほどの頻度でご来院ください。
手足のしびれの対処法・予防法
手足のしびれになってしまった際の
注意点と対処法
手足のしびれが気になるときは、次のような対処法を試してみましょう。
●温める
冷えが原因でしびれが起こるケースがあります。
そのような場合は、温めることで血行が良くなり、しびれが和らぎます。
●サポーターを使用する
サポーターで関節や筋肉の動きを制限すると、神経が圧迫されにくくなります。
しびれがある中でも身体を動かさないといけないときは、サポーターを活用しましょう。
●ストレッチする
硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫し、しびれを起こしていることがあります。
全身のストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保ちましょう。
●正しい姿勢を保つ
姿勢が悪いと、神経が圧迫されやすくなります。
デスクワークや運転など座って作業する際は、背筋を伸ばして下腹部に力を入れましょう。
●筋力をつける
筋力が不足すると姿勢が悪くなり、しびれが起こりやすくなります。
とくに、姿勢の保持に関わる腹筋や背筋といったインナーマッスルは重要な筋肉です。
腹式呼吸のドローイングや、腕と足の力で身体を支えるプランクなどを行いましょう。
そもそも手足のしびれにならないための予防法と身体のケア方法
手足のしびれを予防するために、日頃から次の点を意識してみましょう。
●ストレッチを行う
日々のストレッチで身体を柔軟に保ち、筋肉の緊張を和らげましょう。
そうすることで、血行が悪化しにくくなり、しびれを予防することができます。
お風呂上がりや就寝前、起床時などに、軽いストレッチを習慣化するのがおすすめです。
●適度な運動を行う
適度な運動を心がけることで、血液の循環が促進されます。
また、筋力の低下を予防できます。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。
●湯船に浸かる
温かい湯船に浸かると、筋肉の緊張がほぐれてしびれを予防できます。
時間がある日は、20分ほど湯船に浸かる習慣を持ちましょう。
●長時間の同一姿勢を避ける
同じ姿勢を取りつづけると、血行が悪くなり、しびれやすくなります。
デスクワークをはじめとする作業に取り組む際は、1時間に1回程度は姿勢を変えるようにしましょう。
手足のしびれに関するおもなQ&A
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手足のしびれのおもな原因はなんですか?
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身体のゆがみや姿勢の悪さ、筋力の低下、加齢、血流の悪化、ホルモンバランスの乱れなどさまざまです。
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手足がしびれるとはどのような感覚ですか?
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力が入らない、チクチクする、ピリピリする、感覚が鈍くなるなどです。
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しびれは温めるべきですか?冷やすべきですか?
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一般的に温めたほうがよいといわれています。
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しびれにはどのような種類がありますか?
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感覚異常と運動麻痺の2種類です。
感覚異常は、チクチク・ピリピリといった不快感を感じる症状です。
一方、運動麻痺は手足に力が入らなくなる状態です。
片方だけ現れることもあれば、両方現れることもあります。
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しびれが起こる病気はなんですか?
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坐骨神経痛や頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群、変形性頸椎症、頸椎後縦靱帯骨化症、脳血管障害、脳腫瘍糖尿病性神経障害などです。
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危険なしびれはどのような症状をともないますか?
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半身のしびれ・まひやろれつが回らないなどの症状をともないます。
おかしいと感じるときは救急車を呼びましょう。
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しびれは何科に相談したらいいですか?
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整形外科や脳神経内科・神経内科などに相談しましょう。
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手足のしびれは栄養不足と関係していますか?
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手足のしびれは、ビタミンBの不足が関係している
ケースもあります。
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手足のしびれはストレスと関係していますか?
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ストレスによって自律神経が乱れてしびれを起こす
場合があります。
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手足のしびれにはどのように対処したら
いいですか? -
温めたり、サポーターを使ったりするなど、なるべく
手足を休めて無理をしないようにしましょう。
著者 Writer
- なかむら たかひろ
中村 貴洋 - 生 年 月 日:1988年12月6日
血 液 型:O型
出 身:東京都
趣 味:映画鑑賞、旅行、自己投資
資格
柔道整復師
経歴
ストレッチ専門店 Dr.ストレッチ 6年勤務 責任者
MJG接骨院 3年勤務 院長
くまのみ整骨院 3年半勤務 院長
当院のご紹介
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